2013年3月31日日曜日

麹室にて〝引き込み〟中・・・


今日は、朝から蒸しあげた酒米で《純米酒蔵の米麹》の引き込みを行っています。

一気に蒸しあげる酒米



 
適温まで冷まして、麹室へ・・・
 





麹菌を酒米一粒一粒にまんべんなくいきわたるよう
もみ込む作業〈床もみ〉。
もちろん手作業で行います。




中心となるのは、親子3代にわたり杜氏をつとめる末永杜氏



 




麹菌を揉み込まれた酒米は、温度・水分をキープするために
布にくるんだ状態に。
ここから、いよいよ菌が繁殖しはじめます。
米粒の表面に付着した麹菌が、粒内部の水分を求めて中へ
中へと進んでいくのです。
 
 


































麹が繁殖するのに必要となるのが、適度な温度と水分。
26度前後を目安に、温度をキープしなければなりません。
温度が高すぎても、低すぎても、麹菌は活動をやめてしまいます。
また、蒸しあがりが適度な水分量だったとしても、温度が高すぎることで蒸発が進み、水分が減少して・・・
となると、これもまた繁殖してくれなくなってしまいます。
麹は、微生物=生き物です。
わたしたちが、暑い場所や寒い場所ではなかなか快適に過ごせなかったり、のどが渇くと元気に活動できなかったりというのと同じことですね。
 







2013年3月28日木曜日

「8つの幸せ ぷらす」会員限定蔵開き


3月24日、「8つの幸せ ぷらす」会員様限定の蔵びらきを開催しました。

8つの幸せ ぷらす」とは、杜の蔵のお酒の友の会。
1年を通じて蔵元直送でお酒をお届けするのですが、
その特色は、会員様のために特別につくる1つの仕込からできるお酒をお届けするというもの。
春、夏、秋、冬と、時間をかけて、ゆっくりと育まれていくおいしさを味わっていただきたいというおもいから生まれた友の会です。
ご興味がおありの方は、メールまたはお電話にてお問い合わせください。
 TEL 0942-64-3001
 Mail  8-happy@morinokura.co.jp
  杜の蔵 “8つの幸せ ぷらす”担当まで。

会員になられた方々には、お酒とともに、お酒にまつわる「幸せ」をお届けしていくのですが、
そのひとつがこの限定蔵びらき。
 特別にその様子をご紹介したいと思います。


幕開けには、やっぱり“鏡びらき”!
「よいしょ、よいしょ、よいしょ~!」と会場全体がひとつになります。
おめでたい樽酒。杜の蔵の樽酒は、もちろん純米酒!
ほのかに樽の香りがするお酒をお楽しみいただきました。


 



 

 角うちコーナーには、杜の蔵の日本酒、焼酎がずらりと並びます。
定番商品に加え、残り少ない季節限定酒も大人気でした。
おいしい飲み方もお教えしますw
 
 
 
石臼と杵で、もちつきにも挑戦しました!
つきたてのおもちって本当においしいですね~
 
 
 
 
 

久留米市の「笑喜家たけし」さんによる、おいしいおつまみ(百福蔵の商品をつかった特別メニュー!)も登場!
 
まずは、「純米酒づくりの贅沢塩麹」に久留米さざなみ鶏をじっくり漬け込んだ焼鳥。
アスパラのグリルは、「麹ドレッシング」をかけて。
がめ煮(筑前煮)は、「琥珀の料理酒」で深い味わいに・・・。

    


 







商品紹介のコーナーには、4品になった百福蔵商品が並びました。
リピーターの方も増えて、うれしい限りです。



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2013年3月1日金曜日

百福蔵のひなまつりレシピ

 
もうすぐひなまつりです。

ひなまつりにいただくお料理は、麹がそのおいしさを握るものばかり。

百福蔵レシピでも、麹を使ったひなまつりにまつわるお料理をご紹介して参ります。
ぜひお試しください。














《純米酒蔵の米麹》を使ってつくる「甘酒」





















「てまり寿司」のすし飯は、《純米酒づくりの贅沢塩麹》でやさしい味わいに。
「はまぐりのお吸い物」のうまみは《琥珀の料理酒》が引き出します。